和歌山県田辺市の建築・不動産会社「山幸」(永田直之常務取締役)は、同市朝日ケ丘から栄町に移転し、社内にインテリアショールームをオープンした。
山幸は、注文住宅や企画住宅の建築、リフォーム、土地探しなど「住まい」に関することなら幅広く対応している。
今回の移転を機に、天然木家具「シャルドネ」の取り扱いを始めた。「家具からはじまる家づくり」をコンセプトに、天然素材のぬくもりと品質の高さが特徴。家族の成長とともに長く愛用できるという。ショールームには、ダイニングテーブルやソファなどを展示している。
田辺市中万呂では、同社のモデルハウスを公開中。プライベート空間のあるテラスを中心に設計されており、シャルドネの家具を取り入れた空間も体感できる。予約制で見学できる。
【お店情報】
田辺市栄町45 営業:午前9時~午後6時 土・日曜、祝日定休(事前予約で対応可) 電話0739・24・3045(休日専用ダイヤル090・2101・3045) インスタグラム(yamako243045)
韓国・ソウル、踏十里古美術街(タプシムニコミスルサンガ)が、最近ソウルの若者たちからもじわじわと人気が出ている。その火付け役となっているのが、予約制古家具店「GOBOKII」だ。
代表のキム・ジウンさんはアトリエ「GOBOKII」を運営し、旦那さんは毎週土曜日だけ踏十里古美術通りの中で、小さな韓国古道具店を営んでいる。
両店舗ともに韓国の伝統美を存分に体感でき、韓国文化への知見を深めることができる場所だ。
古美術をみるのは楽しいけれど、いざ自宅で使うとなると想像がつかない……そんな方のために、今回はジウンさんに、韓国古道具の話といつもの暮らしに馴染ませるアプローチを教えてもらった。
もともとヨーロッパのアンティークやヴィンテージが好きだったジウンさん。結婚を機に新居のインテリアを集める際、夫婦共に好きだったヴィンテージ家具を集めようと、踏十里古美術街通いが始まった。では、どうやって古家具・古道具への審美眼を磨いたのだろう?
「韓国ではケミ地獄※
という言葉があります。好きなものへの知識が増えることでまた新しいものを知り、好きがどんどん繋がってさらに欲しいものが増え続けるという……古道具通りに通い始めた時は、まさにケミ地獄でした(笑)」※ケミ=韓国語のスラングの一種で「とても相性が良いこと」「お似合い」などの意味を持つ。化学や化学反応を意味するケミストリーを縮めた言葉。
まずは小さなものからと購入するうちにどんどん古道具が増え、気づけばコレクターのように。コレクションを置くための空間が必要だと、KOBOKIIとなるスペースを借り、自宅は小さな家に引っ越した。韓国の家、いわゆるアパートやマンションは建売住宅のように内装はどこもほぼ同じで味わいはない。
古家具が似合うような空間ではないので大きな家具は買わずにいたが、置ける空間ができたことで、家具にも手を出すようになったという。
まずは小さなものからはじめてみる
「家具などサイズが大きなものは存在感を発揮してしまうので、そのプロダクトに合った空間を整える必要があると思うのです。なので最初から大きなものを選ぶよりも、空間に馴染みやすい、面積の小さなものから買うことをおすすめします」
ジウンさんがお香立てとして使っている白磁祭器(ペクジャジェギ)や、木祭器(モクジェギ)は、アクセサリー置きとして購入する人も多いのだそう。
「プロダクトをサラッと置くだけでも素敵じゃないですか? 色のトーンを合わせたり、ビンテージ感ある木製テーブルと合わせても、今っぽいシックなブラックテーブルと合わせても馴染みやすいですよ。
小サイズのスッカラをティースプーンとして使う方も多いんです。実際に使っていただくのがもちろん一番良いですが、オブジェのように使っても可愛らしいと思います」
古道具を管理する時、木製のものは極力水分を使用しないことが大切。木製家具や小物を管理する専用オイルを使うこと。逆に陶器にはあまり油は使わないように注意を。
古家具に現代の韓国作家の作品を合わせたり、ヨーロッパのインテリアと李朝の家具や道具を合わせたり、時代も国も問わず様々なテイストをごちゃ混ぜにしても、しっくり馴染んでいるのは、きっとそこにジウンさんの「好き」の核があるから。
また、韓国の“ビビンバ文化”が発揮されているようにも思えます。
「新しい古道具や家具に出会った時、すごく綺麗! あそこに置けばいいかな? あれと合うかな? と瞬時に考えて、マッチすると思えば購入します。昔は買ったものの使いこなせず失敗も多かったんですよ。あれ? 意外と似合わないな? と。
でもその分、置く位置を何度も試行錯誤して、空間を整えて、しっくりくる場所を探しました。しっくりくるまで何度もチャレンジするんです(笑)。自然と練習になったんだと思います」
たくさんの古美術を見て実際に購入し、試行錯誤し、失敗を糧にしながら日常になじむインテリアとして昇華させてきたジウンさん。
今では古家具を見れば、修理が必要な箇所や手入れの仕方までわかるという。
「最初の頃は購入後に修理が必要だと気づいたり、わからないことが多かったりもしましたが、古美術市場に通いながら学んだことが多いです。購入する際、修理が必要な点や手入れ方法など丁寧に教えてくれる店主さんのお店は信頼できるのではないでしょうか。
また、文化財やかなり古いものなどは韓国出国の際に申請が必要なこともあるので、気を付けてください」
家の内装をいきなり変えることは難しいが、カーペットやカーテンの布地、色味など、インテリアの一部で素材やトーンを合わせてみても、古道具となじみやすいそう。
美しいプロダクトや自分が心から好きなものが家にあるだけで、それがほんの小さなピースでも、毎日の暮らしに温かさや輝きをくれるもの。
まずはGOBOKIIで、韓国古美術の世界を覗いてみませんか?
GOBOKII/고복희(コボキ)
アトリエ
所在地 ソウル特別市 東大門区 古美術路100
서울특별시 동대문구 고미술로 100
※予約はDMにて(韓国語または英語)
※7月予約受付中
雑貨店
所在地 ソウル特別市 東大門区 古美術路21,1F 158号
서울특별시 동대문구 고미술로 21, 1층 158호
営業日 毎週土曜日11:00〜16:00
Instagram @gobokii_kr
ドイツのオーディオブランドProgressive Audio(プログレッシブオーディオ)が日本に初上陸。スイスのモジュール式家具ブランドUSMハラーとのコラボレーションして誕生したスピーカー「Extreme USM Edition」としてデビューする。
プログレッシブオーディオは1995年にドイツで設立されたオーディオブランド。ドイツ西部のエッセンという街に拠点をおいており、スピーカーのほか、アンプやCDプレーヤーなども手がける総合オーディオブランドである。実はフルテックのドイツ代理店も担当しており、例年ミュンヘン・ハイエンドでも共同でブースを出展しているという縁もある。
今回は、スイスのモジュラー家具ブランドであるUSMハラーとコラボし、USMハラーのポールジョイントなどを活用した特別コラボレーションスピーカーが誕生。丸の内にある「USM東京ショールーム」にて、スピーカーのお披露目会が開催された。
今回登場するのは、ブックシェルフモデルの「Extreme 1 Edition」と、フロア型モデルの「Extreme 3 Editon」の2種類で、それぞれアンプなしのパッシブモデルと、アンプありのアクティブモデルが用意される。
キャビネットのエッジ部分に、USMハラーの象徴でもあるスチールチューブとボールジョイントを配置。USMハラーのシェルフやデスクなどと共通したデザインで、スタイリッシュですっきりとしたインテリアを演出できる。スピーカーのカラーは、USMハラーの家具と同じ14色から選択可能で、インテリアと合わせたコーディネートが可能となっている。
Extreme 1 Editionは、2.5センチ・ファブリックドームトゥイーターと、16センチ・マグネシウムミッドウーファーによる同軸ユニット1基というシンプルな構成。スタンドはもちろんUSMハラーのスチールチューブで構成されており、スリムでスタイリッシュな印象を与えてくれる。会場では、マランツの「M-CR612」と組み合わせてCD再生されていたが、来場者も「すごくいい音!」と驚くほどの自然で柔らかなサウンドを奏でていた。
なお、USMのショウルームはあくまで展示のみで、実際の購入の相談は、輸入代理店のネイビーズに問い合わせを。
「Extreme USM Edition」価格(いずれもペア・税込)
Extreme 1 Edition(パッシブタイプ) 2,090,000円
Extreme 1 Edition(アクティブタイプ) 2,750,000円
Extreme 3 Edition(パッシブタイプ) 4,235,000円
Extreme 3 Edition(アクティブタイプ) 5,335,000円
USM東京ショールーム
〒100-0005東京都千代田区丸の内2-1-1
明治安田生命ビル1・2F
「家族となりました」――その言葉とともに走り出した新体制timeleszがBAILA初登場。ともに進み、ともに笑い合い、ひとつずつ時間を積み重ねていく8人の今にフォーカス。今回はメンバーがHOMEにまつわる質問に回答!
timelesz、新体制でBAILA初登場(写真)
◆Q お部屋はどんなインテリア? いちばんのお気に入りスポットは?
勝利 ベースはヴィンテージ調です。アクセントで原色の家具を足して、雰囲気を少しだけ明るく見せてます。お気に入りは薄いベージュのソファ。
拓人 インテリアは茶色めで、でっかくなったストレリチアニコライっていう植物も。最近買った、ちっこいテーブルがカフェっぽくてお気に入り。
将生 今、引っ越しを考えていて。陽当たりのいい部屋が好きなので、ウッディで温かみのある家具を合わせたい。パキラとかグリーンも置きたいです。
大輝 部屋自体は白で、家具は茶っぽい感じ。ソファがお気に入りで、テレビ見たりゲームしたりお菓子食べたり。初めてスピーカーも買いました。
風磨 暗めのウッディって感じ。そこに和と洋の要素をミックス。僕二人分くらいのデカい屏風があって、それをボーッと眺めるのがお気に入りかな。
聡 今は北欧系の雑貨を買い集めていて、ベージュ、グレーを基調にした雰囲気。模様替えも大好きで一人でモデルルームにふらっと行くことも!
嘉孝 基本的に白か黒のモノトーン。うちは友人が来ることが多いので、細長いダイニングにランプが2つ。5〜6人は座って鍋ができる配置ですね。
周杜 部屋でリラックスしたいので、黒、白を中心としたモノトーン系でまとめています。いちばん落ち着くソファでいつもあぐらかいてます。
◆Q 部屋着と寝るときの格好は?
勝利 部屋着と寝るときは一緒で、王道のパジャマは着ない派です。夏はTシャツに短パンで、冬はトレーナーにスウェットを着ていることが多い。
拓人 部屋着というものが僕はないかも。日中は洋服で、寝るときパジャマに着替えるタイプ。最近は大好きなハリー・ポッターコラボのものを着てます。
将生 寝るときは軽くてラフなのが好き。もちもちした素材のものとか。部屋着はむしろパジャマ。帰ってきてシャワーを浴びたら、速攻着替えます。
大輝 体にいいっていうパジャマをいただいたんですよ。でも基本ズボラな性格なんで、翌朝10時からレッスンとかならレッスン着を着て寝ますね。
風磨 部屋にいるときは、スウェットとかTシャツとかラフな感じ。全然、普通です。でも寝るときは裸派。下着ははいているけど、夏でも冬でも裸です。
聡 ピーチ・ジョンのルームウェア。帰宅したらすぐに着替えて、寝るときもその格好のまま。色も部屋のインテリアに溶け込むようなアーシーな色。
嘉孝 タンクトップ……ではなくTシャツ。それにレッスン着のパンツとか。寝るときのほうが厚着かも(笑)。就寝中は防御力が低いのでわりと着込みます。
周杜 毎日違いますね。パジャマを着ることもあれば、何にも着ない日もあるし。Tシャツに短パンのときもある。その日の気分に合わせて変えてます。
◆Q メンバーみんなでホームパーティをするなら、何を持ってくる?何したい?何の役割?
勝利 米を炊く土鍋一択です。風磨君ちで餃子パーティしたときに持参したけど、土鍋がIH対応じゃなくて使えずだったので、リベンジしたいです。
拓人 母が作ってくれた、クラッカーの上にクリームチーズをのっけたやつ。レシピは聞いてるんですが、まだ作らずに特別なとき用に取っといてます。
将生 やっぱり、肉を焼く係かな。でもどんな焼き方でも好きだから、本当は焼いてもらいたい派。結局、風磨君たちが焼いてくれちゃいそう。
大輝 料理をまったくしないんですよ。朝はバナナだし、夜は現場でいただいた弁当だし。いちばん年下なんで、買い出しと配膳と洗い物を担当します!
風磨 僕の家でやりそうだから、場を提供する役かな? (将生が乱入)「風磨君の家に行くと、チルスペースとか紹介してくれる。楽しいです」
聡 メンバーとBBQがしたい! 個人的な好みで申し訳ないですけど牛タンが好きなんで、牛タンはマストで。マシュマロを焼くのもいいなー!
嘉孝 ご飯系は誰かが持ってきそうだから、僕はトランプで。timeleszといえばトランプ! オーディション中もハワイでも朝方までやってました。
周杜 選ぶのが楽しいので、いろんな味のアイスを持っていきたい。その場でメンバーから料理手伝ってって言われたら、したくないけどします(笑)。
『FAM』
6月11日発売
初回限定盤A・B 各¥3960
通常盤¥3300など全6形態
Over The Top
家族=様々な人間模様の交差として、歌詞、楽曲ともに多彩な13曲を収録。オリジナル3メンバーのユニット曲「because」、新メンバー5名が作詞をした「君へ」は必聴!
取材・原文/木村真悠子、前野さちこ、森山和子、渡辺敦子 ※BAILA2025年7月号掲載
家具・インテリアのEC事業を展開するタンスのゲンはこのほど、人気のオリジナル商品「極厚カバーリングラグ」において、接触冷感タイプのカバー生地をリニューアルし、2025年モデルとして発売した。夏の快適な床生活をサポートする。
タンスのゲンの「極厚カバーリングラグ」は、中材に高密度25Dの高反発ウレタンを贅沢に使用し、一般的なラグでは味わえない圧倒的な厚みと、まるでベッドの上にいるような居心地を実現。優れたクッション性により、防音対策や転倒時のケガ防止、床冷え対策にも効果的で、子どものいる家庭やマンションに住む人を中心に人気を得ている。
カバーの生地が異なる「フランネル生地」「接触冷感生地」「イブルキルト生地」の3タイプがあり、季節や好みに合わせて選択できる。
このほど、触れるとひんやり冷たい「接触冷感生地」を採用し、夏場に人気の「接触冷感タイプ」において、カバー生地をリニューアルした2025年モデルを発売した。
2025年モデルでは、接触冷感カバーに使用する糸の太さや素材構成を見直し、より快適で美しい仕上がりを追求した。従来よりも細い糸を使用し、生地の密度を高めて隙間を少なくしたことで、摩擦が起きにくく、毛玉が生じにくい仕上がりとなっている。、縮む性質を持つポリウレタンの配合によりさらに隙間が少なくなり、耐久性や摩擦の軽減効果も向上した。
新色として、落ち着いた色味の「チャコールグレー」が登場し、全6色のカラー展開となった。
『接触冷感カバー』の中綿には、抗菌・防臭・防ダニ加工を施しており、細菌やダニの繁殖を抑えてニオイの発生を防止。カバーは取り外して洗濯できる仕様のため、食べこぼしや飲み物をこぼした際もすぐに手入れでき、清潔さを維持できる。
カバー単品の販売も行っており、暑い季節にはひんやりとした「接触冷感タイプ」、寒い季節にはぬくもりを感じる「フランネルタイプ」、やさしい肌触りの「イブルキルトタイプ」から、季節や気分に合わせてカバーを付け替えることで、1年を通して快適さを保ちながら長く利用できる。カラーも豊富なため、部屋の模様替えにも対応できる。
「極厚カバーリングラグ(接触冷感タイプ)」は、1.5畳、2畳、2.5畳の3タイプあり、価格は1万999円~(税込)。ECサイト「タンスのゲン本店」と「タンスのゲン楽天市場店」にて販売する。