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佐野寿宏の生活・インテリアブログ

不動産のプロが「家賃を入居者が決める」賃貸をつくった! 里山で始めたお金に縛られない暮らし、長屋の入居者3組にも話を聞いた 「虫村(バグソン)」神奈川県相模原市・藤野

SUUMOジャーナル     8/29(金) 8:03


藤野の里山に生まれた家賃の設定がない三軒長屋

土間や薪ストーブを取り入れた里山の暮らしに寄り添う共同住宅
虫村があるのはJR中央本線・藤野駅から車で15分ほどの山の中。敷地には造成した区域1000坪に加え3000坪に及ぶ森林も含まれています。 「あそこに見えるのが長屋ですよ」 駐車場で出迎えてくれた中村さんが指差したのは、広大な森を背にして立つ切妻屋根の木造住宅。牧歌的な佇まいはまるで山の分校のようです。
賃貸の共同住宅は全部で3戸。メゾネット型の住戸がまさしく長屋のように連なり、その前には縁側スペースもつくられています。2戸は60平米台で子育て世帯でも快適に暮らせる広さ。もう1戸は一回り小さい50平米台になっています。 主屋やHANAREと同じく「ツバメアーキテクツ」に設計を依頼したという長屋は、プランニングも独創的です。入り口の引き戸を開けると現れるのは通り土間。たたきなど一般的な玄関のスペースはなく、屋外と屋内がシームレスにつながっています。キッチンもこの土間にあり、古きよき日本家屋の間取りが再現されているのです。 「土間には薪ストーブもあって、吹き抜けを通じて家全体を暖めるようになっています。2階の屋根裏には換気窓があり、夏は暖気を外に逃すのに活躍します。1、2階とも部屋の間仕切りはなく、エネルギーの有効利用と空気の流れを考慮した里山暮らしに合う設計にしました」(中村さん)
突き出た庇の下には縁側がつくられ、村民の溜まり場として活躍。庇を支える列柱には奥多摩で活動する「東京チェンソーズ 」の丸太が使われている。
1階と2階を吹き抜けでつなげて暖房効率を高めている。無垢の木材をそのまま巡らせた空間は山小屋のような雰囲気も。
地元のアーティストが手がけた愛らしいドアノッカー。3戸それぞれデザインが異なり、住まいのチャームポイントになっている。


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