MODERNLIVING
8/24(日) 21:02
和モダンインテリアのつくり方と特徴は?
【①自然素材の和の要素で、温かみがある雰囲気に】 和室や和風の家具・小物には、い草、竹、和紙、籐、石などの自然素材が使われることが多く、空間に温かみをもたらします。 さらに、伝統的な文様を施したデザインを取り入れることで、どこか懐かしい安らぎも生まれます。和の要素は、ともすると冷たく見えがちなモダンな空間をやさしい雰囲気へと変え、居心地のよい空間に仕上げてくれます。 【②アースカラーが基調のやさしい佇まい】 自然素材を思わせる色合いのベージュ、ブラウン、モスグリーンなどのアースカラーを基調としているため、部屋全体がぬくもりのある雰囲気になります。 これらの色はカラフルな色と比べて刺激が少なく、リラックス効果があるため、心癒やされる空間をつくることができるのも特徴です。 間延びした印象にならないよう、アクセントカラーを加えるのもおすすめです。 【③直線的で背の低い家具が多く、広々とした空間】 ローソファやローテーブル、和箪笥など、床座を意識した背の低い家具を使うことで、目線が低くなり天井が高く感じられ、空間が広々と見えます。 開放的な雰囲気を演出できるため、すっきりとした印象になるのも特徴です。これらの家具や小物は直線的でシンプルなデザインが多く、同じような特性をもつモダンな家具とも自然になじみます。
和モダンインテリアのデメリットとやりがちな失敗
【①和の要素を詰め込み過ぎると、ただの和風の部屋に】 和と洋のバランスが崩れると、和モダンの魅力が失われ、単なる和風の部屋になってしまいます。 特に洋室に和の家具や小物を多く置きすぎると、モダンな印象が薄れてしまいます。家具や小物を選ぶ際は、モダン要素を残すことを意識しましょう。 【②昔ながらの和風の家具だけでは、時代遅れ感が漂う】 和風といってもデザインはさまざま。昔ながらの意匠を多用すると、全体が古めかしい印象になります。伝統を感じさせつつも現代の暮らしになじむ家具や小物を選ぶことが大切です。 たとえば、障子風のパーテーションや置き畳、和紙製の行燈や照明などは、モダン空間にもよく合います。