佐野寿宏の生活・インテリアブログ!無印のお気に入り「竹アイテム」安くて強い3選
家電Whatch
9/29(月) 8:05
くらしを快適にしてくれるアイテム探しに余念がない住生活ジャーナリスト・ライターの藤原千秋が、注目のショップで買って使ってよかったお気に入りを紹介するコーナーです (店頭では予告なく販売終了となることもあります) 【画像】竹100%キッチンペーパー たけのこは美味しいが、育った竹の行く末まで平素思い至らせる機会はあまりない。昔から基本的にMUJIは先進的だなあと思うことが多いのだけど、この竹という身近なようなそうでもないような素材についても着目していたのが45年も前からだとは恐れ入るほかない。 しかし、筆者はあまりそれを意識していなかった……あるタイミングで、ふと「MIJIって竹モノ、多くね?」と気づいて、それから家具、調理道具、日用品、「あれも、これも」と目に入るようになっていった。 それにつけても竹というのはよくわからない植物だ。正直、木なのか草なのか判然としない。成木になるのに数十年も要さず3年ほどで育ち切り、それでいて強度や軽量性などにすぐれ、古くから建材としてなど広い用途に重宝されてきた。近年ではプラスチックに代わるサステナブルな素材として注視されている。 今回はそんなMUJIの「竹モノ」のうち、安価に手軽に入手でき、その存在感を味わいやすい筆者お気に入りのグッズ3つを紹介したい。 ■ リピート必至の吸水力と強さが◎ キッチンペーパー 実のところMUJIにはこのキッチンペーパー以外にも竹の紙モノは多い。携帯用ペーパーナプキンやティッシュペーパーといった日用品カテゴリのみならず便箋、メッセージカードなど文具も作られている。 さてこのキッチンペーパーなのだが、見た目は普通のキッチンペーパーでも、そのテクスチャ的にはいわゆる普通のキッチンペーパーに比べるとだいぶ「パリパリ」していて、変わっている。 未晒しな色合いと相まって、それは硬いという印象を受けやすい。けれど水分や油分の吸い込みには全く遜色なく、揚げ物の油切りや食材の水分を取るのにはなんの問題もない。 その上で、破けにくいのだ。ものすごく「強い」。紙としての強度にびっくりする。キッチンペーパーをお掃除に使う人なら、一度使えば違いが明らかだと分かるはずだ。ぜんぜん、クチャクチャにならない。 この強さコミで、つい指名買い、リピートしてしまう、他にない引きのあるキッチンペーパーなのだ。料理好きや掃除に使う人に特におすすめだ。 ■ 長年の相棒になる予感がする調理へら 価格はさほどでもないのにうっかり長く使ってしまうのが、調理道具あるあるである。拙宅にも20年、25年と使ってしまっている調理へらが存在する。すごく使いやすいかというとそうでもない気もするし、すでにやや朽ちかけてきてすらいるのだけど、手に馴染んでしまってこれがどうにも捨てがたい。 果たしてこのすす竹調理へらは、店頭で手に取った瞬間、手に馴染んでしまうだろうことがわかったほどだった。なにせ、軽くて薄い。それでいて丈夫なのが、もう使う前から分かる。家にもすでに竹の調理へらはあるのだが、似て非なる魅力を感じ、購入したら案の定、鍋にフライパンに、何においても使い勝手がいい。 同ラインにしゃもじもある。このしゃもじにも惹かれる。とにかく手に取ってみればその竹のスンとした「たたずまい」にやられる。それでいて590円というこの価格。いったい何年使ってしまうことになるのか。初めての調理道具にも、長年の相棒を探している人にも勧められる逸品だ。 ■ インテリアにもなる脱臭竹炭 いわば何の変哲もない竹炭。パッケージの封を切ったらそのまま使えるし、おしゃれな容器にでも入れればインテリアの要素にもなるという、便利な仕様だ。 炭の類は昔から重宝されているものだが、今日では、燃料というより置き物や消臭剤として活用されることの方が一般的だろう。とはいえ、あからさまには消臭にしろ脱臭にしろ調湿にしろ効果は目に見えないし、本当に効いているのか正直定かでないところがある。 でも多分効いている、そう思える何かはある。そのうえ竹炭は一説によれば木炭の3倍もの表面積を持つらしい。謎めいた安心感を醸し出す商品だ。しかも安いし、「くりかえし使える」を謳っていてさらにお得である。 「なんとなく良さそう」というフワッとした判断で取り入れたところで損も害もない竹炭。トイレや玄関などに、これ見よがしに置いてみるなど、まずはインテリア小物として軽く導入し、その「効果」を体感してみてはいかがだろうか。
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